こんにちは。
「きょうかの美ライフ」では、元美容部員&元美容ライターの筆者が、50代からの美容と仕事をテーマにリアルな体験を発信しています。
私自身、二十年以上同じ順番でメイクをしてきましたが、小田切ヒロさんのメイク理論に出会い、最新コスメを年齢に応じて最大限に生かす順番があることを知り、まさに目からウロコでした。
そこで、この記事では、私が実際に体感した「50代のメイク順番アップデート」を12ステップでご紹介します。
▶️ 全てを参考にしながら、ご自身のライフスタイルに合わせて「引き算」してOKです
「どうせ~」とあきらめずに、さらなるキレイを目指して大人メイクをアップデートしましょう!

50代のメイク、なぜ“順番”が重要なの?
「メイクがなんだか決まらない…」そんな違和感、もしかすると“順番”に原因があるかもしれません。50代の肌には、肌質や骨格の変化に合った“組み立て方”が必要です。
私自身、40代後半まで自分のメイクに大きな不満はありませんでした。けれど、最新コスメを使うなら、それを最大限に活かす順番やテクニックが必要ということを、小田切ヒロさんのメイク理論を通じて知りました。
実際にメイクの順番をアップデートしてみると、いつものコスメがまるで新しく見えるほど、仕上がりが変化したのです。
今回は、そんな「50代メイクの順番アップデート」のポイントを、ベース〜ポイントメイクまで12ステップのフルコースとしてご紹介します。
基本の12ステップ|50代メイクの順番アップデート
これが元美容部員&元雑誌の美容ライターでもある52歳の私がたどり着いた“2025年版”のメイクの順番です。

ここでご紹介するのは、フルコースの12ステップ。あくまでも「今っぽく仕上げたい場合の理想形」としてまとめています。
💡全部を取り入れる必要はありません。ご自身の生活スタイルやお悩みにあわせて、引き算しながら取り入れてみてください。
特に、時間がない朝にはベースメイクの一部を省略して、目元だけに集中するのもOK。
ポイントは、「順番さえ押さえれば、仕上がりがグッと洗練される」ということなんです。
📋50代メイクの順番アップデート|12ステップ
ここでは上記の図解のステップとともに、元美容部員&元美容ライターならではの”ワンポイントアドバイス”や”引き算ポイント”をご紹介します。
時短にも役立ちますので是非参考にして、ご自身なりにアレンジしてみてください。
- 日焼け止め
- スキンケアパウダーでセッティング
💡ワンポイントアドバイス
日焼け止め後すぐに下地でもOKですが、「毛穴が気になる人」「メイクが崩れやすい人」にはぜひ取り入れてほしいステップです - 下地(毛穴カバー・コントロールカラー)
- リキッドファンデーション
- コンシーラー → プレストパウダーでセッティング
💬引き算ポイント
くまや毛穴が気にならない日は省略OK!代わりにリキッドファンデを少し重ねてスポンジでしっかりフィックスさせるだけでも◎ - リキッドチーク
💬引き算ポイント
パウダーチークだけでもOK。ただし、リキッドタイプを先に仕込むと「血色が透けて見える」肌に。 - フェイスパウダー
- チーク(パウダータイプ)
💬引き算ポイント
リキッドチークだけで済ませたい日は飛ばしてもOK。逆に、完璧な立体感を目指したいときは、チークのすぐ後にシェーディングやハイライトをプラスするのがおすすめです - アイメイク(シャドウ → ビューラー → アイライン → マスカラ)
💬引き算ポイント
忙しい朝は「眉とリップだけ」「アイシャドウだけ」など、気分や予定に合わせてアレンジを - 眉メイク
- リップメイク(リップの表面に残っている油分を軽くティッシュオフしてからスタート)
- 最後にプレストパウダー&ブラシテクで仕上げ
💬引き算ポイント
時間がない日はスキップしても大丈夫。ただ、ここを丁寧にすると“毛穴レス感”が一気にアップします!
この12ステップの目安は 約25分 です。
💡Point:順番を守ると“今っぽさ&若見え”が叶います

次の章では、その順番がどのように仕上がりに影響するのかを具体的に見ていきましょう。
メイクの順番と時短ポイント
若い頃と同じ順番・感覚でメイクしていても、50代では逆効果なことも…。最新コスメの良さを最大限に引き出す“今っぽさ”は、順番から始まります。
今は、「何を使うか」と同じくらい「どう使うか」で違いが出る時代です。年齢を重ねたアラフィフ世代は、若いころと同じ順番で同じようにメイクをすると「若作り」や「頑張ってる感」が出てしまいがちです。
順番を見直すだけで、プチプラもデパコスも、最新コスメも昔からの愛用品も流行を取り入れた洗練された大人メイクに仕上げることができるのです。
崩れにくさはここで決まる!日焼け止め~下地の黄金ルート
まずは、日焼け止めまでのスキンケア終了後のステップを解説していきます。

このステップでは「UVカット+肌土台づくり」が主な目的です。
日焼け止めのあとすぐに下地が一般的な流れですが、毛穴が気になったり、メイク崩れしやすい人には表面の油分をとるためのティッシュオフと“スキンケアパウダー”でのセッティングがおすすめ。
パフではなくブラシでササッとつけるだけで、下地もファンデもノリともちが格段にアップします。たっぷりつける必要はありません。肌の内側はしっとり、表面はサラサラになればOKです。さらに、アラフィフ世代は首筋や耳の裏、耳の表面にもふわっとのせておくと清潔感を演出できますよ。
日中のメイクキープ力にもつながるので、“仕込みパウダー”という感覚で取り入れてみてください。
「スキンケアパウダー」とは、スキンケア後や日焼け止めの上から使う、保湿成分入りのフェイスパウダーのこと。皮脂対策やメイク持ちUPに効果的なので、特に夏やベタつきが気になる人におすすめです。
➡️私も愛用しているおすすめのスキンケアパウダー(プレストタイプ)はこちら
“厚塗り感ゼロ”で魅せる!うるおい感&血色の仕込み方
下地+リキッドファンデーションで気になる肌悩みがカバーできている日は、⑤コンシーラーを省いてリキッドチークへと進みます。
コンシーラーと使用した後は、ここでも プレストパウダーでセッティングすることが重要です。小田切ヒロさん曰く、“大人の肌はコンシーラーをつけた直後からくすむ”とのことなので、プレストパウダーの明るめカラーを重ねてフィットさせることが重要です。
小田切ヒロさんのおすすめはキャンメイクの「キャンメイク イルミネイティングフィニッシュパウダー」で、私も愛用しています。
ただし、目の下や口元などヨレやすい部分は、ブラシに残ったお粉で表面をなでるようにつけるだけでOKです。頬の毛穴が気になる部分に重ねる際は、ブラシをくるくる回しながらパウダーを毛穴の中に埋め込むようになじませるのがポイントです。
カバー力とキープ力の“さじ加減”で、ナチュラルな若見え肌が叶います。

最後の仕込みは⑥のリキッドチークです。
💬引き算ポイント
リキッドチークは「透ける血色感」を演出する名脇役。パウダーチークだけでもOKですが、リキッドを内側に仕込むと“内側からにじむ”ような健康的な印象を長時間キープできます。
乾燥やハリ不足が気になる50代の肌にこそ、この“ツヤの土台”が効いてきます。
時短でも手抜きに見えない仕上がりにするなら、リキッドチークを先に仕込んでおくのがおすすめです。
ポイントメイクの順番と今風テクニック
次に、⑧パウダーチークから⑫最後の仕上げまでを解説していきます。仕込みがされていればそれぞれ引き算ポイントを活用して時短につなげることができます。
特にアイメイクは、50代以降のハリや弾力が失われ始めた目元には必須の順番となります!この順番通りに進めるとスムーズかつキレイに仕上がるのでぜひトライしてみてください。
パウダーチークで“立体的”に仕上げるコツ
リキッドチークで仕上がっていればパウダーは省略OKですが、ハイライトやシェーディングと組み合わせるなら、パウダーチークを重ねることでバランスが整います。
特にメイク直しをする時間がない日など、“立体感と血色感の両立”が大切な場面ではW使いが◎。
リキッドチークに重ねるように、黒目の中央から外側に向かって頬骨の高い位置にブラシで真横にひと刷けするだけで、自然なグラデーションチークが完成し、立体感を演出できます。
リキッドチークは健康的に見えるオレンジ系、上から重ねるパウダーはマットなピンク系がおすすめです。どちらもブラシを使ってつけるのも、アラフィフ世代には重要なポイント。
50代アイメイクは「順番」が命!目元が劇的に変わる4ステップ
ここは最も大切かつ新鮮な順番です!
- アイシャドウ
- ビューラー
- アイライン(インサイドライン)
- マスカラ

アイメイクは順番が命。
アイシャドウをつけたら、ビューラーでまつ毛の根本をカールをさせておき、まつ毛が持ち上がった状態でインサイドのアイラインを引くのがとってもスムーズ。まぶたのたるみやハリが失われることで、目の際ギリギリに入れにくいアイラインがとっても簡単に引けます!インサイトラインを入れない(目尻側だけにアイラインを入れる)場合も、先にビューラーでまつ毛をあげておくとアイラインが引きやすくなりますよ。
まつ毛が目にかぶりやすくなる50代こそ、「順番通り」に行うことでアイラインを効かせたキリッとした目元に仕上がります。
時短したい日は、アイシャドウやマスカラを省いて、アイラインだけ、または眉とリップだけでもOKです。
【補足】インサイドラインとは、まつ毛の生え際の“内側”に引くアイラインのこと。ビューラーで根元を見やすくするのがコツです
ぷっくり唇に仕上げる!50代のリップメイク基本と応用
冬だけではなく1年中リップクリームをつける方は多いと思います。リップクリームは化粧水後に塗っておくのがポイントです。そして、リップメイクの前には唇の表面に残っている油分を軽くティッシュオフすることを忘れずに!この些細なひと手間がリップメイクの仕上がりを左右しますよ。
唇の山と口角の下側はコンシーラーで唇の色素を消しておき、表面の油分をティッシュオフすることでトレンドのオーバーリップも簡単にできます!
さらに、リップペンシルで輪郭をとったあとは、リップブラシまたは小さめのアイシャドウブラシで内側へぼかしておくのもポイントです。リップのカラーとなじみが良くなり、自然なグラデーションが生まれ立体感のあるぷっくり唇に仕上がります。
💡リップメイク5ステップ
- 唇の山と口角の下側はコンシーラーで唇の色素を消しておく
- ティッシュオフでリップクリームの余分な油分をオフ
- リップペンシルで輪郭をとる
- 内側へぼかしてグラデーションをつくる
- リップは唇の中央にスタンプのようにトントン重ねる要領でつける
リップペンシルは自分の唇に近い色を1本持っておくと、どんなカラーにも合わせられて重宝しますよ。ちなみに私は、小田切ヒロさんおすすめのMAKE UP FOREVER「アーティストカラーペンシル 606」を愛用しています。

最後のひと手間で“プロ仕上げ”に!ブラシ&パウダーの極意
最後にもう一度プレストタイプのフェイスパウダーが登場します!
仕上げのフェイスパウダーは、“顔全体に一気にのせる”より“毛穴の気になるところにブラシでパウダーを埋めるように表面の凹凸をなくしておく”のがポイント。
毛穴部分にツヤは不要、目の下やほうれい線の付け根もマットに仕上げておくのが50代以降のベースメイクをキレイに見せる重要なポイントです。
時間がなければスキップしても問題ありませんが、ここを丁寧に仕上げるだけで“プロ仕上げ感”がグンとアップします。
「最後のひと手間」が、メイクを格上げする鍵となります。
メイクの順番ひとつで印象が変わるからこそ、年齢やトレンドに応じて正しい順番にアップデートすることが大切です。
【まとめ】50代からのメイクの順番|メイクをアップデートしたい方へ

ナチュラルに輝く大人の肌。その仕上がりは、特別なコスメだけで叶うものではありません。
「このメイク、自分に合ってるのかな…?」と迷うことがあれば、まずは“順番”を見直すことから始めてみてください。
ほんの少しの順番チェンジで、いつものコスメが見違えるほど洗練された印象になりますよ。
この記事でご紹介した12ステップは、小田切ヒロさんの理論をベースに、52歳の筆者がリアルな肌で実際に試してたどり着いた「今っぽくて、心地よい」順番です。
新しいコスメを買う前に、今あるアイテムの“使い方”をアップデートしてみませんか?
▶️今後は、「目元・チーク・リップ」などの“入れ方編”も順次公開予定です。そちらもぜひお楽しみに。
\コスメ選びに迷っている方へ/
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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